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2004年 09月 22日
【Intro】故郷である台湾から戻ったばかりのフリーライター・陽子(一青窈)は、神保町の古書店を営む肇(浅野忠信)のもとを訪ねた。2人喫茶店で珈琲を飲みながら穏やかな時間を共有する仲で、友達以上恋人未満な関係。彼女はお盆で久々に高崎の実家へ戻った際、突然両親(実父と継母)に自分が妊娠していることを告げるのだった。
日本配給:松竹 公式サイト: http://www.coffeejikou.com/ 淡々とした日常のひとこまを、 敢えてスクリーンサイズに合わせて切り取ったかのような映画。 冒頭から「台湾」「パイナップルケーキ」などの単語に 妙にシンクロしてしまう自分がいて、すんなり「中」に入っていけた。 そう。監督が台湾の方だし、一青さんも台湾ゆかりの人なのですよ。 ところどころ(主演の一青さんも含めて)たどたどしい演技ではあるけれども それもまぁ、味ということで。 エンドロールを観ると、この点に納得できます。 この映画は最近増えてきている、フィルムコミッション (ロケ地域の人々が協力する映画ってやつですね、簡単に言うと)作品というわけ。 これは 『GO!』 あたりから頻繁に見られるようになった映画制作の傾向で、 ドラマでいうと 『トリック』 あたりがこれですね。 尻切れトンボなんじゃないのか、と 終わり方に納得がいかないという人もいるかと思う。 でも、自分はこんな終わり方も含めて好きなんです。 (ちなみに、『セブン』 のあの終わり方も好きです。 『ジョゼと虎と魚たち』 の終わり方も。) 小津安二郎作品を観てみよう。 そう思わせた作品でした。
by R_76
| 2004-09-22 18:12
| 映画
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