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2005年 03月 23日
【Intro】1940年の夏、南部の小さな町での令嬢・アリー(R.マクアダムス)と青年ノア(R.ゴズリング)の恋の物語。その話が書かれた本を、療養生活を送る老婦人に読み聞かせるひとりの老人。老婦人は老人性痴呆により過去の記憶を失くし、目の前にいる男性が誰なのかもわからない。
「甘い」 この映画をひと言で表現するなら、これです。 エンドロールが流れても会場がしんみりしてました。 忘れるほうもつらいけど、忘れられるほうもつらい。 つくづくそう思えた作品ですね。 展開が読めちゃう映画の典型的な例なのだけれども リピーターが多いというのはこういう映画を求めてた人が多かったってこと。 冒頭の夕焼けは本当にうっとりするくらいきれいで そこからどっぷり“入って”しまう人も多いんだろうなぁと思った。 40年代、50年代の服装がこれまた良くて アリーの魅力を幾分も上げていた気がしますね。 彼女は『ミーン・ガールズ』にも出ているんですけど 同じ人とは思えないくらいにこの映画での演技は上手い。 (『ミーン…』ではいじめっこを演ってました) 口を大きく開けて笑うところとか同性から見ても好感度大。 彼女にひとめぼれするノアの一途さもわかるような気がするくらい。 観覧車に無理やり乗り込んだり、一心不乱に家を作っちゃったりは さすがに普通の人はやらないですけど…。 で、ですね。ヒゲが似合うんですよ、彼。 それだけでも見る価値はありますね(笑) 終わり方としては『ビッグ・フィッシュ』の方が好きかも。 夫婦の在り方としても件の作品のほうが自分好み。 個人的ダメだしポイントとしては白鳥のシーン。 鳥肌がたちました。 えぇ、こわいんです(ぇ あのボートのシーンは絵的にも話の流れからいっても外せない見所。 でも、もし自分があの立場にあったのなら(ない、とか言わんでもエエです) 失神します。間違いなく。 だってこわいもん。 この映画もですね、邦題があまりぴんとこないんですよ。 最初タイトルを見たときは「むむむ…」となってましたから。 それからよく「きみ読む」と略してるのを見聞きするのですが、 あれもどうかと。 ↑基本的に普段からあまり略さない人なもので。 その、タイトルにもなっている日記(というか本ですかね)を書いたのは ずっとノアだと思ってたんですけど観終わってみると書いたのはアリーでした。 そこだけ予想と違ったなぁ。 最後にこれだけ言っておきます。 ソフトクリィム…
by R_76
| 2005-03-23 17:35
| 映画
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